体力をつけるためには、一回のエクササイズなどでは体力をつけることが難しいとされています。そのため、体力を作るためには10の基本的な身体能力を鍛えていく必要があります。この10の基本的な身体能力は、全てを鍛えていくことによってバランスの取れた体力作りに繋がっていきます。

一つ目に重要なのが持久力です。持久力とは、酸素を取り込んで処理し、運動中の筋肉に供給するための身体能力になります。適度な強度で有酸素運動を行うことによって持久力はついていきます。適度な有酸素運動とは30〜60分程度のジョギングやランニングなどが最適です。
スタミナも重要な能力で、スタミナと持久力は同じと思っている人も多いですが、これは体のエネルギーを処理して供給する能力になります。心臓と肺を中心に全身の循環系能力が高いことを指します。抵抗運動と呼ばれる運動を日常的に取り入れるだけでも、スタミナはアップします。
強さも体力には必要な身体能力で、強さとは力のことを指します。トレーニングを行う場合には、一定の負荷をかけなければ体は強くなりませんが、同じ負荷ばかりをつけていても体が慣れていき運動効果が現れにくくなるため注意が必要です。
柔軟性は、特定の関節の可動域によって決まります。ストレッチなどを行い柔軟性を上げることによって、よりダイナミックな動きができるようになります。
パワーは、スピードを変数として追加した強さです。スピードを遅くすると発揮するパワーも小さくなるため、身体的能力の向上にはつながらない可能性もあります。スピードを速くすることで、スキルは向上します。
スピードを上げることは簡単です。速筋繊維という速く動くための筋肉をトレーニングすることで、速度は高まります。
調整は、別々の動きを一つの動きに調整するための能力です。背中や腕などのさまざまな筋肉を鍛えることができ、インナーマッスルにも効果が得られます。
敏捷性は、別の動きから別の動きへと素早く移行するための能力です。ダッシュの加速や減速、方向転換などが該当するため、運動の質にも大きく関わっています。
バランスは、体の重心をどれだけうまくコントロールできるかということです。不安定な姿勢でも素早く回復するために必要な能力となっています。
精度は正確さのことを言います。特定の方向と強度での動きを制御するためのスキルで、ウォールボールなどのトレーニングを正しい姿勢で繰り返すことによって能力を高められます。
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