花粉症や歯周病や変形性関節症やうつ病や不眠症や糖尿病やメタボリックシンドロームや高血圧症やドライアイや片頭痛や逆流性食道炎など、多くの国民が患う現代病には様々なものがありますが、スマートフォンの普及に伴い急増しているのがスマホ首です。ストレートネックとも呼ばれており、首が前方へと突出する形になり本来緩やかなカーブを描いている頚椎が真っすぐになってしまう病気です。

スマートフォンを操作することが要因で発症するケースが多いことから、ストレートネックという病名よりもスマホ首という呼び名の方がポピュラーです。症状についてですが、肩こりや首こりに似た鈍痛が出たり可動域が狭まって首を動かしにくくなったりなどがあります。スマホ首を改善しないと症状はどんどん悪化して慢性化してしまい、スマホ巻き肩やスマホ老眼や骨盤の歪みなど二次的に体に起こるトラブルとも隣り合わせです。スマホ首 改善を目指すなら、まずは正しい姿勢を意識することから始めなければなりません。自分がいつもスマートフォンを操作しているときの姿勢を思い返して見ましょう。猫背で首の頚椎が前に飛び出すような姿勢になっているはずです。
スマホ首の改善方法についてですが、スマートフォン本体が目線よりもだいぶ下の位置だと自ずと猫背になり首も前方にスライドしてしまいますので、本体を目線の高さまで持ち上げて画面と目線が直角になるような姿勢で操作をするのが理想的です。寝ながらスマホ 正しい姿勢・寝ながらスマホの正しい姿勢・寝ながらスマホをみる正しい姿勢についてですが、うつ伏せに寝て肘をついた状態の姿勢だと反り腰や骨盤の歪みに発展するリスクがありますので、寝ながら操作したい場合は仰向けに寝て目線の真上に本体を持ってくるスタイルがベストです。その姿勢をとろうとすると腕が疲れてしまい、そのまま寝落ちしてしまうと顔面に重たいスマートフォンが落ちてきて怪我をしてしまうという危険がつきまといます。
そこで役立つのが、クリップタイプのスタンドやネックストラップなどの手で持たずにスマートフォンの本体を固定できるアイテムです。固定することが出来る便利アイテムがあれば腕も疲れませんし、自分の目線に合わせて自由自在に動かしてベストポジションで画面を見ることが出来ます。スマホ首が引き金になり全身のバランスが崩れて新陳代謝が不活発になったり、猫背と下っ腹の出っ張りと反り腰で見た目が悪くなったりなど、二次的な問題に発展させないようにするためにも、早めに対策を講じてスマホ首 改善に努めましょう。